■頭のよくなる記憶術

　毎日、毎日、日記を書き続けているわけですが、たまには為になる話をしようと思います。
今までの日記は極めて個人的な物でした。しかし、いちおう読者もいるわけですから、たまには読者を意識して書こう、と思ったわけです。

　どんな話が為になる話かというと、色々考えてみたんですが、やっぱり歴史なんかいいですね。受験にも役に立ちますし。

　歴史といえば記憶モノですが、まず、わたしの実践している記憶術について説明しましょう。記憶というのは不思議です。

たとえば、

「あー、あれ、なんて言う名前だっけ・・・」
「えーと、小泉」
「純一郎だ！！」

　などというように、姓の部分さえ思い出せれば、名前も思い出せる、という経験は誰しもしたことがあるとおもいます。つまり、人の名前を記憶するときは、姓をしっかり確実に覚えるのがポイント、ということです。

　もう一つポイントは声を出して朗読したりすると、記憶がより強固になる、ということです。声を出すことによって口や耳からも入ってくるので、しっかり覚えることができます。あと、繰り返すことも重要です。

　例を出して、説明しましょう。わたしはインカ帝国に大変強い興味があります。マチュ・ピチュ遺跡、太陽神など、どれもわたしの中のロマンをかき立てずにはいられません。ところが、あまり一般には知られていない。そこで、今日は、インカ帝国を最初に支配した兄弟の名前を覚えましょう。

　インカ帝国を最初に支配した兄弟の名前をしってますか？マンコ・カパックとママ・オクリョといいます。マンコ・カパックのほうがより重要なので、きょうはマンコ・カパックの名前の覚え方を例に説明しましょう。

　これには、先ほど解説した、「姓だけ覚えてしまう」方法、及び「声に出してみる」方法を活用するのです。覚えるのには繰り返しが何といっても重要ですから、

マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ・カパック

　と10回も20回も唱えることをオススメします。そのとき、出来るだけ大きな声を出した方が良いでしょう。確かに学校や家で声を出し、勉強しているというのはチョットばかり恥ずかしいかもしれません。しかし、恥ずかしがることはありません。何回も声に出し、言ってみましょう。

マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ・カパック

　街でも山でも大きな声で腹の底から声を出してみましょう。

マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ、マンコ・カパック

　覚えられましたか？